2015年2月15日日曜日

あと10年で「消える職業」「なくなる仕事」 

2013年の9月に発表された、英オックスフォード大学のオズボーン准教授の論文が話題になっています。
この論文、「雇用の未来—コンピューター化によって仕事は失われるのか」というタイトルで、あと10年で「消える職業」「なくなる仕事」について、人工知能(AI)やロボットの発展を踏まえて分析した結果がまとめられています。

The Future of Employment: How Susceptible are Jobs to Computerisation?

日本国内でも、現代ビジネスの下記記事を始め、ネット上でも話題になっています。

オックスフォード大学が認定 あと10年で「消える職業」「なくなる仕事」702業種を徹底調査してわかった
http://gendai.ismedia.jp/articles/-/40925

これからの20年で現在のアメリカの雇用の50%以上がコンピューターに代替される
http://social-design-net.com/archives/9672

あくまでも上記論文は予測であり、消えていくスピードも職業によって違うでしょう。また、日本とアメリカの違いなどもあるはずですが、可能性はゼロではないということを、頭に入れておいた方がいいのではないか、と思います。

上記の論文につながる話ですが、例えば、エストニアでは税理士や会計士が不要になった、とも言われています。

人口130万人 エストニアから税理士や会計士が消滅した理由
http://zasshi.news.yahoo.co.jp/article?a=20141029-00000004-pseven-int

また、下記記事では、なんとロボットがYouTubeを観て料理の仕方を覚えた、という実験結果も出てきています。

ロボットもYouTubeを観て料理の仕方を覚える時代に
http://pc.watch.impress.co.jp/docs/news/yajiuma/20150202_686480.html

これらのニュースは、変化の予兆だと考えられます。
このような変化が少しづつ積み重なっていき、今ある職業がいつの間にか姿を消していくのではないでしょうか。


 あと10年で「消える職業」「なくなる仕事」 とは?

ちなみに、同論文で、今後消えていく可能性が高い職業の上位20はこんな感じです。
ランクが下がるほど、消えてく可能性が高い、ということになります。
Social Design News記事より引用)

680位 調達事務員
681位 パッケージング&充填機械オペレーター
682位 銅版画工と彫刻師
683位 受付、レジ係
684位 スポーツの審判
685位 保険鑑定士
686位 融資担当者
687位 オーダーを受けるスタッフ
688位 仲介スタッフ
689位 保険の集金者
690位 組み立てラインスタッフ
691位 データ入力者
692位 図書館技術者
693位 新規顧客アカウント作成スタッフ
694位 写真処理労働者及び加工機オペレーター
695位 税務申告者
696位 貨物の荷積みスタッフ及び代理店
697位 時計の修理工
698位 保険引受け業務
699位 数理技術者
700位 裁縫師
701位 タイトル審査・調査
702位 電話営業

見慣れない職業もあるかと思いますが、総じて単純な反復作業が多くて、自動化しやすい職業が無くなると予想されています。
この他、自動運転の発達により、タクシードライバーや電車の運転士も無くなる可能性があります。


 変化する時代に我々はどう対応すべきか?

予想される時代の変化に対して、どう対応していけばいいのか?
そのためには、下記2点についてしっかりと把握・準備しておくことが重要かなと私は思います。

ひとつは、消えない職業は何か?という点を把握しておくこと。
もうひとつは、新たに生まれる職業は何か?を考えてみること。

オズボーン准教授の論文で、「代替されにくい」と分析されている職業は、下記のようなものです。
Social Design News記事より引用)

1位 レクリエーションセラピスト
2位 最前線のメカニック、修理工
3位 緊急事態の管理監督者
4位 メンタルヘルスと薬物利用者サポート
5位 聴覚医療従事者
6位 作業療法士
7位 義肢装具士
8位 ヘルスケアソーシャルワーカー
9位 口腔外科
10位 消防監督者 
11位 栄養士
12位 施設管理者
13位 振り付け師
14位 セールスエンジニア(技術営業)
15位 内科医と外科医
16位 指導(教育)コーディネーター
17位 心理学者
18位 警察と探偵
19位 歯科医師
20位 小学校教員

特徴としては、クリエイティブで、人との繊細なコミュニケーションが必要とされるもの。
この他にも、経営者やコンサルタントといった職業は代替されにくいだろうと言われています。


 新たに生まれる職業は?

これは、正直言って分からないですが、今起きつつある変化の周囲に生まれるのかなと思います。
3Dプリンタがもっと普及するのであれば、3Dプリンタのリース事業やら、3Dプリンタ専用のインク(原材料)メーカーなどが現れるかもしれません。あとは人工知能(AI)、ロボット周辺は外せないでしょうし、データ量が爆発的に増えていくのは間違いなさそうなので、データサイエンティストの需要も引き続き伸びていく可能性もあります。

このあたりは、一度色々な人とディスカッションしたい所です。

また2人の子供たちの親としては、こういった未来が起こり得るという認識を持って、子育てする必要があると思いますし、今後は色々な場でこういう内容を発信していきたいと考えています。

変に恐れることなく、思考停止することなく、柔軟に未来を捉えていくことが大事な気がします。

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